1950年創業の液体充填機メーカー「宝計機製作所」について、取り扱っている液体充填機の特徴や企業としての取り組み、液体充填機導入後のサポート体制などをまとめて解説しています。液体充填機メーカーを探す際はぜひ情報の参考にしてください。
高精度充填を追求したエア駆動式ニードルバルブ
軽量システムとして高精度電子天秤が採用されており、一般的な耐圧防爆仕様では対応が難しい条件もカバーできるように設計されています。また、液晶表示が搭載されているため、定量値や落差補整値など、充填作業に関連する各種データをあらかじめ設定しておくことで、作業中の情報確認もスムーズかつ正確にできることが特徴です。
計量方式 | エア駆動式ニードルバルブ |
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充填容器 | 50cc樹脂ボトル (正味重量:45g) |
充填温度 | 記載なし |
本体サイズ | 記載なし |
用途 | 液体の充填 |
様々な形状・サイズの缶容器へ充填可能
本体へ缶容器を設置してボタンを押すだけで、定量値まで液体を充填できる液体充填機です。定量値に達する前に大投入から小投入へと自動的に切り替えられるため、精度の高い充填を叶えられるようになりました。自動昇降機や軽量台上フリーローラなど複数のオプションが用意されており、ニーズに合わせてカスタマイズできます。
計量方式 | エア駆動式シリンダバルブ |
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充填容器 | 缶 |
充填温度 | 記載なし |
本体サイズ | 記載なし |
用途 | 液体の充填 |
全ての作業をオートメーション化できるタッチパネル式
タッチパネルが搭載されており、容器の口位置の検出から開栓、充填、そして閉栓まで全ての作業をオートメーション化できる液体充填機です。採用されているシステムは宝計機製作所が独自に設計・開発したソフトウェアがベースとなっており、クライアントのニーズや利用環境、原料などの諸条件に合わせて適応してもらえます。
計量方式 | エア駆動式シリンダバルブ |
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充填容器 | ドラム缶 |
充填温度 | 記載なし |
本体サイズ | 記載なし |
用途 | 液体の充填 |
北海道から沖縄までメンテナンス拠点を展開
宝計機製作所ではクライアントの液体充填機が常に良好な状態で稼働できるように、定期的なメンテナンスを重視しています。そのため、スムーズなメンテナンスやサポートを叶えられるようにと、日本各地の専門企業などとネットワークを構築し、北海道から沖縄まで全国に営業拠点を展開しています。
エンジニアの出張対応やサービス拠点でのサポートを幅広く受けられるため、トラブルが発生した際にも迅速に解決を目指せることが強みです。
70年以上の歴史を持つ計量技術が事業の基盤
宝計機製作所は1950年に計量器の修理業者として誕生した製造機器メーカーです。1972年に電子技術の分野へ進出して以来、それまでにつちかってきた計量器関連技術やノウハウをベースとして様々な機器の開発を行っており、現在では産業用はかりや液体充填機、防爆システムといった正確性・精密性を求められる機器の設計・製造を行っています。
また、2002年6月には品質マネジメントの国際認証ISO9001を取得しました。
【用途別】
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メーカー3選
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※各社公式HPの2021年9月時点での記載情報をもとに用途別に下記基準にて選定
工業用:危険物にも対応した防爆仕様で全自動・半自動充填機を取り扱う営業拠点数の最も多い会社(クボタ公式HP参照:https://scale.kubota.co.jp/fillingmachine/)
食品用:食品専門で外部の検査機関への菌検査依頼への対応を明記している会社(大阪屋公式HP参照:https://www.osaka-ya.com/quality/)
卓上用:小型充填機の導入実績5,000台以上を明記している会社(ナオミ公式HP参照:https://www.naomi.co.jp/strength/)