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東製株式会社

洗浄関連製品・充填機・真空機器の提供に加え、表面加工処理サービスを手がけている東製株式会社。こちらの記事では、同社の特徴や提供している液体充填機、アフターフォローについて調査してまとめています。

東製株式会社の主な液体充填機

BIB(バッグインボックス)連続袋用自動質量充填機

BIB(バッグインボックス)において重量法のkg単位充填を実現した充填機です。温度・比重・粘度といった液体のプロセス条件や、振動・衝撃・接触など装置の物理的条件による影響を受けないことから、多くの品種における製品充填を可能としています。

単純な構造を採用していることで、軽量部のメンテナンスフリーを実現。さらに、充填ノズルには洗浄ポットを取り付けているため、全てのラインを洗浄できる点も特徴です。

計量方式 TOHSEI質量充填方式(特許)
充填容器 BIB(バッグインボックス)連続袋,フィルム袋,ガセット袋、ブロー成型 5L,10L,20L
充填温度 0~80℃
本体サイズ 記載なし
用途 調味料、生クリーム、食用油、みりん、ソース、接着剤

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ヘキサ型及び各種移動式質量充填機

キャスター付きでさまざまな場所に設置できる、移動式の高速充填機。タンクのある場所に持ち込むことによりその場ですぐに充填作業を行えます。パレットに配置した一斗缶やポリタンク、ドラム缶などに対し、充填機のノズルを移動させるだけで充填できることから、作業後に重い容器を移動させる手間がありません。

ボタンの数を少なくしているため、充填を行う際にはスイッチを押すのみ。操作がわかりやすい点も特徴です。

計量方式 TOHSEI質量充填方式(特許)
充填容器 18缶(一斗缶)、ポリタンク、ドラム缶、1tコンテナ、ペットボトル、ブロー成型,BIB
充填温度 記載なし
本体サイズ 記載なし
用途 接着剤、植物油、探傷液、洗浄液、アルコール

東製株式会社のサポート・アフターフォロー

東製株式会社では、「点検」「操作方法の指導サポート(遠隔の場合無料)」「部品及び消耗品の交換(有料)」「装置の改造・追加」「不具合・トラブルの対応」といったアフターメンテナンスを提供しています。

導入後に不具合が発生した場合には、まずはじめにお客様とコミュニケーションを取りながら原因を調査。その後調査内容を元にして対策を行い、装置に反映するという流れで対応します。

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東製株式会社の特徴

特許を取得したオリジナル製品の開発・製造・提供を行う

「NEWFRONTIERTECHNOLOGY(新製品開発)」を設立以来念頭におき、多彩な特許製品の開発を手がけることで、お客さまの要望に応えている東製株式会社。充填機や洗浄関連製品、真空機器において、設計からメンテナンスまで総合的なプランを提案しています。

同社ではショールームを用意している点も特徴のひとつ。充填機を必要とするお客さまに対して、テスト(無料)を実施することでそれぞれに合った条件の提案が可能です。

東製株式会社のその他の製品

直振動洗浄機

低周波振動により、部品自体を直接揺らして汚れを落とす東製独自の水系洗浄機です。複雑な構造の部品やコンタミ除去にも対応し、高い洗浄性能と環境配慮を両立します。

部品に直接振動を伝達

洗浄対象物そのものに振動を与えることで、従来の超音波洗浄機では落としきれなかった微細な汚れまで除去できます。

複雑な形状でもムラなく洗浄

バスケットの揺動や回転では対応が難しかった内径・穴あき構造の部品にも対応し、全方向から水流を当てることで均一な洗浄を実現します。

水系・中性洗浄液との組み合わせ可能

有機溶剤を使用せずに、環境負荷の少ない水系洗浄液との併用が可能。作業者と現場の安全性向上にも貢献します。

完全水系洗浄液

有機溶剤フリーでありながら高い洗浄力を発揮する洗浄液シリーズ。中性・アルカリ性・酸性など、用途や素材に応じたタイプを用意しています。

素材にやさしい中性処方

アルミや銅などの軟質金属にも影響を与えにくく、素材を選ばずに使える中性洗浄液が用意されています。

高洗浄力と安全性の両立

脱脂・切削油除去などの目的にも十分な洗浄力を持ちつつ、PRTR法・消防法対応の安心処方です。

廃液処理の簡易化

有機溶剤系と比べて環境負荷が少なく、廃液処理のコストや手間を軽減できる点も企業の環境対策に貢献します。

洗浄液リサイクル装置「はなれ技くん」Ⅰ型

使用済みの洗浄液から油を効率的に分離し、再利用可能にする装置。産業廃棄物の削減と洗浄コストの低減に大きく貢献します。

高効率な油水分離性能

特殊な分離技術により、水と油を高精度に分離。長時間の連続運転にも対応しており、安定した再利用が可能です。

ランニングコストの削減

洗浄液の廃棄頻度を減らせるため、産業廃棄物の排出量削減と洗浄液の購入コスト削減につながります。

既存設備との接続も簡単

小型設計により、既存の洗浄機やタンクへの追加設置が容易。新たな大掛かりな設備投資は不要です。

可搬式油水分離装置「はなれ技くん」Ⅱ型

工場内を移動して複数タンクのメンテナンスに対応できる可搬型の油水分離装置。スラッジや浮上油の除去に対応し、液の長寿命化に貢献します。

複数タンクの巡回処理に対応

装置を移動しながら複数の機械設備に対応可能。複数タンクの処理を自動で切り替えながら行えるため、作業の効率化と人員削減を同時に実現します。

フィルター不要でメンテナンス性が高い

ろ過フィルターを用いずに分離を行うため、消耗品コストがかからず、保守作業の負担も軽減されます。

油分とスラッジの同時処理

浮上油と沈降スラッジの双方に対応しており、液の透明度を維持しながら加工精度の安定化に貢献します。

EVトラップ(真空トラップ)

真空排気ラインに取り付け、油煙や微粒子の排出を抑えるフィルター装置。クリーンな真空環境を維持し、ポンプ保護にも効果的です。

高捕集効率のEVエレメント搭載

独自設計の多層フィルターにより、微粒子や油煙の除去性能が高く、真空ポンプのトラブルを未然に防ぎます。

多様なポンプと組み合わせ可能

ロータリーポンプやドライポンプなど、さまざまな機種と互換性があり、装置設計の柔軟性を高めます。

メンテナンス性と持続性能

エレメント交換が容易で、長期的に性能を維持できる構造。運用中のメンテナンス工数削減にもつながります。

スクリュー式ドライ真空ポンプ

潤滑油を使用せず、クリーンな真空を提供するスクリュー式ポンプ。食品・医薬・精密分野で高く評価されています。

オイルフリー設計で環境性◎

潤滑油を一切使用しない構造のため、排気中にオイルミストが混入せず、作業環境や周囲設備を清潔に保てます。

大気圧からの連続運転が可能

大気圧から一気に真空を作り出せる能力を備えており、スタートアップの早さと効率性に優れています。

静音・省エネ設計

低騒音・低振動構造とインバータ制御による省電力駆動を実現し、省エネルギー対応にも貢献します。

MX-IPコーティング

TiNやCrNなどの硬質膜とイオン窒化処理を組み合わせた多層構造コーティング。高負荷部品の耐久性向上に貢献します。

多層構造による耐摩耗性向上

窒化層とTiNやCrNなどの硬質皮膜を重ねることで、表面剛性と靱性を両立し、長期間の使用でも摩耗が起きにくくなります。

特殊イオン処理による密着強化

プラズマを用いた前処理技術により、下地との密着性を高め、コーティング剥離のリスクを低減しています。

複雑形状の部品にも適用可能

工具や型、ギアなどの複雑な形状にも均一に被膜を形成できるため、汎用性の高い表面処理です。

DLC膜コーティング

ダイヤモンドライクカーボン膜を用いた高硬度・低摩擦の表面処理。耐久性や見た目の美しさを兼ね備え、多用途に活用されています。

比較的低い摩擦係数

DLC膜は金属同士の接触による摩擦を抑える特性があり、摺動部の摩耗や発熱を防止します。

黒色外観で意匠性も向上

機能性だけでなく、黒く美しい外観に仕上がるため、見た目の高級感やブランドイメージ向上にも寄与します。

人体への安全性が高い被膜

生体適合性が高く、医療用機器や人体に触れる製品にも安心して使用できます。

東製株式会社の企業情報

PACRAFT株式会社公式HP
引用元:東製株式会社公式HP
https://www.tohsei-co.com/

【用途別】 おすすめの液体充填機
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【用途別】おすすめ液体充填機メーカー3社
液体充填機を選ぶなら、自社の商材・導入目的に適したものを選ぶ必要があります。ここでは、液体充填機を取り扱う各社を調査(2021年9月時点)した中から、用途別におすすめの液体充填機メーカー3社を紹介します。
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※各社公式HPの2021年9月時点での記載情報をもとに用途別に下記基準にて選定
  工業用:危険物にも対応した防爆仕様で全自動・半自動充填機を取り扱う営業拠点数の最も多い会社(クボタ公式HP参照:https://scale.kubota.co.jp/fillingmachine/)
  食品用:食品専門で外部の検査機関への菌検査依頼への対応を明記している会社(大阪屋公式HP参照:https://www.osaka-ya.com/quality/)
  卓上用:小型充填機の導入実績5,000台以上を明記している会社(ナオミ公式HP参照:https://www.naomi.co.jp/strength/)

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