このページでは1943年創業の株式会社型久堂について、液体充填機メーカーとしての特徴や取り扱っている液体充填機の製品内容、さらに型久堂で液体充填機を導入した場合のアフターフォローなどをまとめて解説しています。
汎用性の高い性能で幅広い液体原料に対応
型久堂が取り扱っているベーシックなピストン式液体充填機です。洋菓子のプリン生地やスポンジ生地、チョコレート、和菓子のあんなど、様々な食品や食材を充填することができます。狭い設置場所でも利用できるコンパクト設計であり、使用についても特殊な訓練が必要ありません。また、オールステンレス仕様で衛生的です。
計量方式 | ピストン式 |
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充填容器 | 10~100ml |
充填温度 | 記載なし |
本体サイズ | 幅350mm/奥行900mm/高さ700mm |
用途 | 液体の充填 |
シンプルな構造で操作性に優れたピストン式液体充填機
液体原料へのダメージを抑えながら、幅広い食品や食材の充填を行える液体充填機です。分解や組立などメンテナンス性にも配慮されており、オールステンレスによる設計で衛生面も追求されています。フットペダルで操作できるため、作業員は充填中も両手をフリーにして業務を進めることが可能です。
計量方式 | ピストン式 |
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充填容器 | 50~500ml |
充填温度 | 記載なし |
本体サイズ | 幅550mm/奥行1200mm/高さ1580mm |
用途 | 液体の充填 |
自動化システムによって作業の省人化を推進
ケーキの焼き型やエクレアの焼き型など、天板への液体原料を充填するための機械です。天板が自動的に移動するタイプのピストン式液体充填機であり、作業員が天板を動かす必要がありません。点絞りによる充填だけでなく、パリブレストやエクレアなどの充填成型やホット充填にも対応しています。
計量方式 | ピストン式 |
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充填容器 | 10~250ml |
充填温度 | 記載なし |
本体サイズ | 幅1200mm/奥行1150mm/高さ1450mm |
用途 | 液体の充填 |
高粘度の液体や固形物にも対応できる充填機
医薬品や化粧品といった、シール作業を必要とする製品に対応したピストン式充填機です。通常の液体だけでなく高粘度の液体や固形の充填にも対応しており、ホルダーをオーダーメイドで製造してくれるためクライアントが求める容器の形状にマッチします。充填からシーリングまで作業員が1人で行えることが特徴です。
計量方式 | ピストン式 |
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充填容器 | 20~400ml |
充填温度 | 記載なし |
本体サイズ | 幅1450mm/奥行1150mm/高さ1640mm |
用途 | 液体の充填、固形物の充填、シール作業 |
専門的なメンテナンス体制を構築してアフターフォロー
型久堂では液体充填機を導入したクライアントが安心して作業を続けられるよう、専門スタッフによるメンテナンス体制を構築しており、問題が生じた際にも全国を対象として迅速かつ誠実にアフターサポートを行ってくれます。
また、そもそもが食品業界を対象としている充填機メーカーであり、色々な食品・食材の特性を理解した上で適切なアフターフォローを提供してくれることが魅力です。
可変式固定ホルダー(治具)を独自開発
型久堂では容器を固定するために液体充填機へ搭載するホルダー(治具)について、独自の可変機構を開発しました。これにより、複数のサイズの容器も固定ホルダーを交換することなく連続使用できることが特徴です。
液体充填機のホルダー切り替え作業を省略できるため、省人化・自動化を促進しやすくなり、ミスの予防やコスト削減を実現することができます。
なお、実際の現場で不具合がないか、本社ショールームや工場内のショールームで事前テストも行ってもらえます。
【用途別】
おすすめの液体充填機
メーカー3選
詳しくはこちら
※各社公式HPの2021年9月時点での記載情報をもとに用途別に下記基準にて選定
工業用:危険物にも対応した防爆仕様で全自動・半自動充填機を取り扱う営業拠点数の最も多い会社(クボタ公式HP参照:https://scale.kubota.co.jp/fillingmachine/)
食品用:食品専門で外部の検査機関への菌検査依頼への対応を明記している会社(大阪屋公式HP参照:https://www.osaka-ya.com/quality/)
卓上用:小型充填機の導入実績5,000台以上を明記している会社(ナオミ公式HP参照:https://www.naomi.co.jp/strength/)