このページでは新潟県にある坂井機械製作所について、取り扱っている液体充填機の種類や液体充填機メーカーとしての企業特徴、製品導入事例などを紹介しています。
ミニ充填機 MN-03シリーズ
利便性を追求して開発された多品種対応の液体充填機です。テーブルに設置したり、キャスターを装着して移動式にしたりといった使い分けが可能であり、工具なしで簡単に分解洗浄できることも特徴です。
固形物を含んだ食品の充填にも対応し、内容物の切り替えもスムーズに行えます。また、ホッパー容量もニーズに合わせて選択できるようになっており、充填容量は15~300mlとなっています。
計量方式 | ピストン方式 |
---|---|
充填容器 | 瓶、パウチ、パック、袋、皿など |
充填温度 | 要問合せ |
本体サイズ | 要問合せ(ホッパー容量:14L・25L・40Lから選択) |
用途 | 液体・粘体・粉体の充填 |
低ホッパー型充填機 LSTシリーズ
床から83cmの位置にホッパーが備わっており、補給作業を行いやすいことが特徴です。
ピストンで対象物を吸い込むタイプの充填機ですが、ホッパー内に羽根が装着されているため、味噌や練り製品、ポテトサラダといった高粘度の充填に活用できることも強みです。
オプションとして充填回数設定カウンターやストレーナーノズルなどが用意されている他、耐熱仕様を選択することもできます。
計量方式 | ピストン方式 |
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充填容器 | 瓶、パウチ、パック、袋、皿など(角カップはオプション対応) |
充填温度 | 要問合せ(耐熱仕様オプションあり) |
本体サイズ | 要問合せ |
用途 | 液体・粘体・粉体の充填 |
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坂井機械製作所の公式ホームページでは、液体充填機を実際に導入するまでの詳細な流れが掲載されていませんでした。そのため、詳細については坂井機械製作所へ直接にお問い合わせください。
なお、導入を決定する前に充填テストを行ってもらうことが可能となっているため、テスト結果を確認した上で比較検討することが大切です。充填テストの様子はDVDやデータによって検証できます。
坂井機械製作所では導入後の充填機についてアフターケアが行われており、不具合が生じた際には坂井機械製作所へ充填機を送ってオーバーホールを依頼することもできます。
オーバーホールでは充填機を1~2週間ほど預けた上で、通常のメンテナンスや修理では対応できない部分まで専門スタッフが清掃や部品交換、充填テストを行い、可能な限り新品時の性能に近づけてもらうことが可能です。
新潟県新潟市を拠点として、自社開発したオリジナルブランドの充填機を製造・販売しています。1936年の創立以来、四半世紀にわたって食品業界の業務機を開発してきた歴史を有しており、2020年には充填テストを行う専用ルームを完成させました。
クライアントのニーズへ寄り添い、末永く愛用してもらえる充填機の提供をモットーとしており、顧客の中には20年以上も同じ充填機を使用している企業もあります。
愛知県にある宏昌食糧では、大型の自動充填機を使って酒粕の充填を行っていましたが、坂井機械製作所の低ホッパー型充填機を導入したことで小サイズの商品についても取り扱えるようになりました。また、糸引き問題も特殊ノズルで解決しています。
魚のすり身の充填を日常的に行っている水産加工業者では、坂井機械製作所の低ホッパー型充填機とミニ充填機を2台ずつ導入して、前者では1kgクラスの業務用商品の充填作業を行い、後者では市販向けの少量充填に活用しています。
山形市にある深瀬善兵衛商店では、味噌や甘酒の充填作業に低ホッパー型充填機を導入したことで作業の効率化に成功しました。導入前は年末の繁忙期に徹夜作業が当たり前でしたが、導入後は従業員が家族とクリスマスを過ごせるようになったそうです。
【用途別】
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メーカー3選
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※各社公式HPの2021年9月時点での記載情報をもとに用途別に下記基準にて選定
工業用:危険物にも対応した防爆仕様で全自動・半自動充填機を取り扱う営業拠点数の最も多い会社(クボタ公式HP参照:https://scale.kubota.co.jp/fillingmachine/)
食品用:食品専門で外部の検査機関への菌検査依頼への対応を明記している会社(大阪屋公式HP参照:https://www.osaka-ya.com/quality/)
卓上用:小型充填機の導入実績5,000台以上を明記している会社(ナオミ公式HP参照:https://www.naomi.co.jp/strength/)