クボタ計装の技術が詰まった液体充填機。クボタ計装最新(※)の「ロングノズル昇降式充填機 KKC-20LKVG型」は、食品製造業の課題を解決できる液体充填機です。
※2024年6月時点
ロングノズル昇降式充填機 KKC-20LKVG型
昇降式のロングノズルによって、醤油など発泡性のある液体の充填にも使用できます。液面を追従しながら自動で昇降するため、発砲を抑えながら充填することが可能です。
BIBは、内袋を段ボールに入れたままでも充填が可能です。また、ドラム缶やコンテナなど他にも対応できる機種があるため、別途相談してみてください。
型式 | KKC-20LKVG |
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対応容器 | BIB、18L缶(一斗缶)、他 |
ひょう量 | 30kg |
最小目量 | 0.01kg |
登録可能数 | 100品種 |
充填ノズル | 材質SUS304、液供給口2Sヘルール ノズル先端口径:Φ26、ノズル長さ:ロングタイプ |
接液部 | SUS304(SUS316も対応可) |
充填精度 | 0.1級(標準条件:水、0.05MPa、18L缶。 精度定義:計置値の2σ値が充填量の±0.1%以内) |
充填能力 | 60~90缶/h(充填液の供給条件により、充填精度、充填能力が悪化する場合があります。) |
粘度 | 2Pa·s以下 |
充填液温度 | 60℃以下 |
供給液圧範囲 | 0.05-0.15MPa |
使用空気圧 | 0.4MPa、40L/min(ANR) |
使用温度範囲 | 5℃~40℃ |
湿度 | 85%RH以下(結露しないこと) |
電源電圧 | AC100V±10%、50/60Hz、30VA |
製品質量 | 約60kg |
シーケンス内蔵指⽰計 KC-W
Wi-Fiを標準搭載しているため、計量データや状態の送信を配線⼯事無しで実現します。無線LANでの構築が可能です。
また、定量は緑色・定量未満は黄色・定量超過は赤色という分かりやすい表示方法を採用しています。
クボタ計装の液体充填機を導入する前は、重量値を目視しながら手作業で充填バルブの開閉を行っていました。作業の習得に時間がかかることに加え、作業者のスキルレベルが影響して同じ時間で行える充填数に差がありました。
クボタ計装の半自動液体充填機を導入した後は、容器をセットし起動ボタンを押すだけで誰でも簡単に操作ができるようになったため、作業効率を上げることができました。
今では作業者1名に対して3台の充填機の運転を任せているため、省人化にもつながっています。
充填機の運転に必要な作業者を減らせたため、その人材は別の場所で活躍してもらえ、生産性向上と人材の有効活用の両方を叶えられて大変助かっています!
クボタ計装では、ご要望に合わせてノズルやポンプ、タッチパネルなどの機能性と利便性をカスタマイズした液体充填機の相談が可能。導入前に充填液種や容器、構築システムの確認をしたうえで、適したラインを紹介してくれます。また、クボタ計装では充填機のみではなく、製造ライン全体を考慮した提案をしてくれます。
省人化によるコスト削減や製造ラインの見直しなど、全自動・半自動、カスタム・スタンダードといった充填機の導入をサポートしてくれます。
クボタ計装では、製品を販売して終わりというわけではなく、導入後も生産運転の立ち合いやオペレーターへのヒアリングなど、真摯なサポート・アフターフォローを実施しています。1カ月・3カ月・6カ月・12カ月と運転時・停止時ともに定期的なメンテナンスを実施。消耗部品や補修部品については、お客様からの連絡を受け次第スピーディーな交換に対応。
また、万が一何らかのトラブルが生じた場合には、各拠点から技術員の派遣、工事修理などの対応を実施しています。もちろん、たとえトラブルがなかったとしても、製品が老朽化した場合には更新・改造についても請け負っているのが持ち味です。
クボタ計装は、当初計量関連製品の販売・サービス・設計を請け負う会社として始まりました。その後、「食糧・水・環境の分野でお客様の課題を解決し社会貢献を目指す」という会社のモットーもあり、充填機の開発・販売にも着手。
クボタ計装の充填機は、設計からメンテナンスまで全て自社で担当しているのがポイント。日本各地域に拠点を設けており、どんな地域であっても素早く対応できる点も強みと言えるでしょう。