小型の液体充填機メーカーとして、食品・薬品・化粧品などを取り扱うクライアントの液体充填機導入を支援している「東陽理工製作所」を紹介しています。企業の特徴や充填機の種類などをまとめて解説していますので参考にしてください。
少量の分注に対応している小型液体充填機
0.2~10ccまでのガラス製ポンプを容器として、液体原料の分注に対応している軽量液体充填機です。東陽理工製作所が提供している液体充填機の中で最少量タイプとなっており、本体サイズが小型なので設置スペースが限られている場所でも簡単に設置・使用することができます。なお、ポンプは同時に2本使用可能です。
計量方式 | ピストン式 |
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充填容器 | 1・2・5・10cc |
充填温度 | 記載なし |
本体サイズ | 幅220mm/奥行200mm/高さ380mm(1本がけタイプ) |
用途 | 液体の充填 |
1分間に最大70回の分注を行える中型液体充填機
1回の分注で0.2~50ccまでの液体原料を充填できる、中型・軽量の液体充填機です。JS型よりも使用可能なガラス製ポンプの種類が拡充されており、20~50ccまでの容器を固定できることが特徴です。なお、一般的な液体原料でなく薬品などを取り扱う場合、耐薬性バルブ用ポンプなどを利用することもできます。
計量方式 | ピストン式 |
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充填容器 | 1・2・5・10・20・30・50cc |
充填温度 | 記載なし |
本体サイズ | 幅280mm/奥行220mm/高さ490mm(1本がけタイプ) |
用途 | 液体の充填 |
消耗部品や交換部品の在庫を確保しているため迅速に対応可能
そもそも東陽理工製作所の自動分注器(液体充填機)はシンプルな構造が採用されており、故障リスクをコントロールしながら日常的なメンテナンスも比較的簡単に行えるよう設計されています。
また、もしも部品が故障したり、消耗品の交換が必要になったりした場合も、東陽理工製作所では対象部品の在庫を常に一定数以上確保しており、クライアントからの問合せや要望に対して迅速にサポートしてくれることも強みです。
自動分注器を一筋に開発してきた液体充填機メーカー
東陽理工製作所は1956年に設立された液体充填機メーカーであり、自動分注器を専門として開発してきた企業です。食品・化粧品・医薬品などの業界をクライアントとしており、ベーシックな製品だけでなく、耐酸性・耐アルカリ性など耐薬品性を向上させたダイフロン(フッ素樹脂)製バルブも用意されています。
クライアントのニーズに合わせてカスタマイズやオプション追加を行ってくれることも特徴です。
【用途別】
おすすめの液体充填機
メーカー3選
詳しくはこちら
※各社公式HPの2021年9月時点での記載情報をもとに用途別に下記基準にて選定
工業用:危険物にも対応した防爆仕様で全自動・半自動充填機を取り扱う営業拠点数の最も多い会社(クボタ公式HP参照:https://scale.kubota.co.jp/fillingmachine/)
食品用:食品専門で外部の検査機関への菌検査依頼への対応を明記している会社(大阪屋公式HP参照:https://www.osaka-ya.com/quality/)
卓上用:小型充填機の導入実績5,000台以上を明記している会社(ナオミ公式HP参照:https://www.naomi.co.jp/strength/)