このページでは、株式会社ナオミについて紹介しています。株式会社ナオミが取り扱っている充填機の情報について詳しく掲載しているほか、導入の流れや実施中のサポート、会社の特徴について紹介。充填機メーカーの情報を知りたい方はぜひご覧ください。
パズル充填機 RD703シリーズ
ポンプユニットを交換することで、液体・粘体・粉体を1台のみで充填できるパズル充填機です。卓上型の計量ユニットで制御が可能というだけでなく、正確な精度と充填速度が持ち味であり、100gの充填をわずか2秒で行えるケースもあります。
計量方式 | ロータリー方式 |
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充填容器 | 100℃まで |
充填温度 | 100℃まで |
本体サイズ | W341×H267×D421(mm) |
用途 | 液体・粘体・粉体の充填 |
オールエアピストン充填機 PSZD
複雑さが懸念点であるピストン式にあって、シンプルな構造となっているのが特長です。洗浄・分解が容易なため、余計な時間をかけずに行えます。加えて、この1台のみで液体・粘体どちらの充填物にも対応できる点も見逃せません。
計量方式 | ピストン方式 |
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充填容器 | 瓶、パウチ、パック、袋 |
充填温度 | 100℃まで |
本体サイズ | W800×D295×H314(mm) |
用途 | 液体、粘体の充填 |
ハンディタイマー充填機 4DT / 6DT
女性でも扱いやすいシンプルかつ軽量な充填機となっており、必要に応じてさっと出しやすい造りとなっていることが特長です。ケチャップなど一般的な粘性であれば対応が可能なため、幅広い場面で活躍ができます。
計量方式 | チューブポンプ(3本ローター/6本ローター) |
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充填容器 | 瓶、パウチ、パック |
充填温度 | 100℃まで |
本体サイズ | W275.8×H312×D353.4(mm) |
用途 | 液体、粘体の充填 |
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設置環境 | 非防爆地区 |
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充填容器 | 瓶・カップなど |
充填精度 | ±2cc(充填物による) |
本体材質 | SUS304・一部アルミ |
接液部材質 | SUS304・樹脂(PEEK) |
秤量 | 要問い合わせ |
充填能力 | 約20cc~500cc |
熊本県熊本市にある株式会社島村豆腐店は、1971年の創業以来、地域の皆さまから長年愛され続けています。「家族に食べさせたいと思えるものをお客様へ」という想いのもと、素材と製法にこだわったピーナッツとうふを製造・販売。このこだわりのため大量生産は容易ではなく、とくに充填作業に大きな負担がかかっていました。
参照元:株式会社ナオミ(https://www.naomi.co.jp/case/shimamuratofu/)
課題
毎朝、ご主人が熱々のピーナッツとうふを手作りされており、カップへの小分け作業もすべて手作業で行われていました。これには経験と体力が求められるため、ギフトセットが人気でも十分な生産量を確保できず、悔しい思いをされていたそうです。
大量生産しにくいうえ、熟練者に頼らざるを得ない状況に悩まれていました。こうした負担を軽減して地域の方々に商品を届けたいとの思いが高まり、多くのお客さんの要望に応えるため、機械導入を検討するきっかけとなったそうです。
導入まで
ホームページよりお問い合わせをいただき、九州営業所の担当がデモンストレーションを実施しました。ピーナッツとうふは粘りが強く機械での充填が難しいと考えられていましたが、実際に試してみるとスムーズに充填できたため、導入への期待が一気に高まったそうです。
粘度の高い食品は充填ムラが発生しやすいことから半信半疑だったものの、定量充填が問題なく行えると判明し、生産への活用に見通しが立ちました。デモ中は容器のフチ汚れもほとんど見られず、高品質を維持したまま作業できる点も評価されました。
導入後
導入後は、充填作業にかかる時間が手作業の4分の1まで短縮され、容器のフチ汚れも大幅に減少しているそうです。これまで経験と熟練を要した作業も、機械による定量充填で容易となり、生産量が向上するとともに販路拡大にもつながっています。
その結果、1台だった回転釜を3台に増設できるようになり、ピーナッツとうふの需要増に対応しやすい体制が整いました。お歳暮やお中元などの贈答シーズンにも十分応えられるようになっています。
ウルトラフーズ株式会社は、神奈川県横浜市中区に拠点を置き、「美味しさと幸せをお届けし、人と文化を育んでいく。」という経営理念のもと、飲食店経営や開業支援、自動販売機事業などを幅広く展開しています。
中でも冷凍食品対応の自動販売機の販売台数が伸びており、ラーメンスープへの需要が拡大しています。その需要に応えるため、社屋1階の駐車場を工場に改築し、充填機など新たな設備が導入されました。
参照元:株式会社ナオミ(https://www.naomi.co.jp/case/ultrafoods/)
課題
かつてはラーメンスープを手作業で袋詰めし、一つずつ秤で重さを調整していました。丁寧に行うため非常に時間がかかり、生産数を増やすにも限界があったそうです。そのため、より効率的な方法を検討し、充填機などの設備導入を本格的に考えるようになりました。
作業時間の短縮と生産性の向上を同時に実現する必要があったことが、導入の背景です。手作業のみでは増大する需要に対応できず、生産量の上限が避けられない状況でもありました。
導入のきっかけ
工場設備を担当する代理店の紹介が、導入のきっかけとなっています。充填機だけでなくベルトシーラーの導入も検討。大阪にあるナオミ本社に来社し、ショールームで充填テストを実施しました。テスト結果は良好で、これまでに合計三台を購入されています。多品種のスープに対応できる点も重要で、十八種類のスープを一台で充填できることが決め手になったそうです。
導入後
充填機導入後、生産性はおよそ二倍に向上し、現在では一日あたり二千食以上のスープを工場で製造しているそうです。充填からシールまでを短時間で行えるようになり、作業効率が大幅に改善されました。
また、一度覚えれば分解洗浄や操作も簡単で、スタッフからは「スムーズに使える」とのこと。人手不足対策や安定した量産体制の確立にも貢献している事例です。
設置環境 | 非防爆地区 |
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充填容器 | 袋・カップなど |
充填精度 | RD703-W+RU01:10g~(最大6kgまで可) RD703-T+RU01:10g~(充填物の状態と精度範囲による) |
本体材質 | SUS304 |
秤量 | 要問い合わせ |
充填能力 | 約20cc~500cc |
石川県七尾市の宝達山本舗松月堂様は、地元の恵みを生かした美味しい和菓子や洋菓子を製造しています。手作りと新鮮な食材にこだわり、葛粉の扱いにも丁寧さがうかがえます。
参照元:株式会社ナオミ(https://www.naomi.co.jp/case/syogetsudo/)
課題
松月堂様では、葛粉の袋詰めを手作業で行っていたため、計量から袋詰めまで三人がかりで一日がかりだったそうです。スプーンですくう作業は地道に疲労が蓄積し、大変な負担でした。そこで手間と時間を削減したいとの思いから、充填機を探してネット検索されたとのことです。
導入後
充填機を導入したことで、葛粉の充填から出荷までの日数が大幅に短縮されたそうです。以前は一週間かかっていた作業が二日ほどで完了し、納期対応が容易になったと喜ばれています。手作業で袋詰めを行っていたころは袋からこぼれ、原料ロスが課題でしたが、高価な葛粉を無駄なく使えるようになったことで大きなメリットを感じているそうです。
大阪府堺市の雅蜂園は、日本全国から集めた多種多様なはちみつを、瓶やパウチ容器に充填して販売されています。地域や花の種類によって風味や粘度が変化するため、充填作業には細心の注意が必要でした。
参照元:株式会社ナオミ(https://www.naomi.co.jp/case/gahouen/)
課題
はちみつを手作業で容器に注いでいた頃は、粘度が高いため微調整が大変だったそうです。量が多くなるとスポイトで吸い上げ、こぼれを防ぐなど神経を使う必要があり、作業スピードにも個人差が生じていました。
導入まで
機械化を検討中に株式会社ナオミを見つけ、大阪エリア担当がデモンストレーションを行い、スムーズな計量や操作性を確認したことが導入のきっかけとなっています。
導入後
充填機導入後は手作業時の約3倍に作業スピードが向上し、とくにスパウトパウチへの充填は5倍以上になりました。事前に設定した重量をワンタッチで注入できるため、誰でも同じ量を正確に充填できます。待ち時間を利用してキャッピングを行えるので、一人で充填からフタ閉めまでこなせる点も大きな利点です。作業効率が飛躍的に高まりました。スイッチ操作で計量が完了、差を解消し、生産ペースの安定へつながっています。
パズル充填機のタッチパネルには20品目が登録可能で、何十種類ものはちみつを扱う雅蜂園様に役立っています。グラム数ごとに充填時間が明確になるため、たとえば200gなら3秒、500gなら〇秒など具体的に把握でき、生産管理がしやすくなったそうです。800個必要な場合は1日あたりの充填数を逆算できるため、納期や作業計画が立てやすい点も大きなメリットです。
大阪府和泉市に本店を構えておられるT.YOKOGAWAは、こだわり抜いた素材と製法でシンプルながら懐かしくも新しい味わいのお菓子を作っています。古き良き風情を大切にしながら、時代に合わせた新作も積極的に開発しているので、幅広い世代に愛される存在となっています。
参照元:株式会社ナオミ(https://www.naomi.co.jp/case/tyokogawa-madeleine/)
課題
これまでは手動のデポジッターで充填していたそうですが、腱鞘炎など体への負担が大きいことが課題でした。特にマドレーヌのような粘度の高い生地は吐出口からなかなか落ちず、重労働かつ時間もかかっていたそうです。さらに充填速度と充填量の正確さが求められるため、熟練度に左右される点も問題でした。作
導入まで
Webサイトから問い合わせを行い、大阪府の営業担当が現場にてデモンストレーションを実施。多様なお菓子の充填要望に合わせ、ヘッド交換だけで液体から粘体まで対応できるパズル充填機(RD703)の特徴を試したところ、プリンのような液状品からマドレーヌ生地のような粘度品まで問題なく扱えることが確認できています。速度や精度も評価され、導入が決定しました。
導入後
充填機を導入したことで、商品の分量をすべて同じように充填できるようになった点が大きな利点だそうです。手作業ではバラつきが出ていましたが、機械化で安定したクオリティを提供できるようになっっています。
さらに充填スピードは手作業の約1.5倍に向上し、作業時間を短縮できたそうです。社員の方からも「機械が苦手な私でも使いやすい」と好評を得ており、現場のモチベーションも高まっています。
設置環境 | 非防爆地区 |
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充填容器 | 瓶・ボトルなど |
充填精度 | ±1~2g(水1kgの場合) |
本体材質 | SUS304 |
秤量 | 要問い合わせ |
充填能力 | 約30g ~ 1kg(風袋込み6kgまで可) |
福岡県筑紫野市の田中油糧工業株式会社様は、明治三十四年の創業から百年以上の歴史を誇る老舗企業です。本物にこだわり、無添加の食材を使った食用油やドレッシングを製造・販売されています。工場だけでなくショップも併設し、多彩な商品を展開しており、長年にわたって信頼と実績を築かれています。
参照元:株式会社ナオミ(https://www.naomi.co.jp/case/tanakayuryokogyo/)
課題
以前は大きな充填機を使用されていたそうですが、その規模ゆえに作業効率を高めるのが難しかったようです。さらに品種ごとの洗浄作業に手間がかかり、現場では大きな課題となっていました。そこで工場のリニューアルを機に、小型で衛生的な充填機の導入を検討されたそうです。
効率と衛生面の両立を図るため、扱いやすく洗浄性にも優れた設備を模索していました。また、課題解決に向け、良い選択も検討していたそうです。
導入まで
インターネット検索をきっかけに株式会社ナオミを見つけ、博多営業所の担当者がデモを実施した結果、ハンディ充填機(6DTZ-W)が採用されました。寸胴のドレッシングを攪拌機で混ぜつつ、チューブで吸い上げて充填しているそうです。この仕組みにより、少人数でも効率的に作業が行え、衛生面での安心感も高まると評価されています。
導入後
以前は充填担当とキャッピング担当の二名体制が必要だったそうですが、充填機を導入後は一名で両方の作業をこなせるようになったそうです。もう一人の方は別の工程へ回すことができ、全体の作業時間を短縮されました。
また、品種替えはチューブを差し替えるだけで済むため、洗浄の手間を減らせる点も高く評価されています。効率化と品質の両立が実現し、生産現場全体の安定稼働に貢献しているそうです。
サーティーコーポレーションの商品「Agピコ」は、無添加・無香料・ノンアルコールのため、安心して使える点が魅力です。近年は感染症対策の重要性が高まり、衛生関連製品の需要が拡大しました。
参照元:株式会社ナオミ(https://www.naomi.co.jp/case/thirtycorporation/)
課題
「Agピコ」は感染症が流行する以前から製造されていましたが、流行に伴う需要急増で一時は注文が15倍に膨れ上がりました。従来は秤の上にボトルを並べ、ビーカーで注ぐ手作業を行っていましたが、急激な注文増に追いつかず大変困難な状況でした。生産効率を高めなければ販売機会を逃す恐れがあり、早急な対策が必要となっていたそうです。
手作業では作業時間もかかり、担当者の負担が大きかった点も課題となっていました。
導入まで
そのような状況で、ハンディ充填機(6DTZ-W)を知人から紹介され、興味を持ったそうです。金属を使用しない仕様が銀イオン腐食のリスクを減らす点や、小型で取り扱いやすい点が評価され、導入を決定しました。
小型充填機は液体の性質に合わせてカスタマイズでき、多様な商品に対応できることも特徴です。これにより銀イオン水の製造体制が整い、在庫切れのリスクを抑えられるようになっています。
導入後
導入後、充填機によって充填スピードが3~4倍に向上したそうです。秤の上に載せられるボトル数が限られ、1本あたり30秒かかっていましたが、導入後は7秒で済むようになりました。さらに作業負担も軽減され、「早く終わるようになって本当に嬉しい」との声もあります。
「Agピコ」には容量や形状が異なる容器が複数あるため、20品目までグラム数を事前登録できる充填機により、多品種対応がしやすくなったそうです。
株式会社ナオミでは、充填機を導入する前のこだわりとして、必ずテストを実施しています。まずは充填機を導入されたお客様の下へ、スタッフが直接訪問。現地で実際に充填機が機能するかどうかのテストを実施します。こうしたテストはすべて無料で実施しており、テストをクリアした製品であれば安心して使用できるはずです。
株式会社ナオミは2021年9月時点で全国に6つの拠点を設けているため、どんな地域であってもこうしたテストは確実に実施しています。
手厚いアフターフォローでトラブル時でも安心!
株式会社ナオミでは、万が一お客様が購入した充填機にトラブルが生じた際、代替機の即日発送に対応。可能な限り影響を最小限に抑える意識を備えています。代替機については常に用意があるため、不測の事態にも対応ができるのです。
また、株式会社ナオミにはメンテナンス専門部隊も控えています。何かトラブルが生じたという連絡を受けた場合には、迅速な対応が可能です。部品の取替えや消耗品の交換時期についてもその都度連絡を行うため、安心して充填機を使用できます。
小型充填機の導入が5,000台を超えるメーカー
株式会社ナオミの特徴として、小型充填機の導入台数が5,000台を超えている点が挙げられます(2021年9月時点)。その理由となるのが、製品に対する強いこだわりです。
株式会社ナオミが手掛ける充填機はすべて国内で製造しているほか、「シャット弁」「パズル充填機」などにおいては特許を取得。こうした高い技術と製品に対する真摯な姿勢が、高い支持を受ける理由となっています。アフターフォローについても充実しており、顧客満足度の高いメーカーと言えるでしょう。
【用途別】
おすすめの液体充填機
メーカー3選
詳しくはこちら
※各社公式HPの2021年9月時点での記載情報をもとに用途別に下記基準にて選定
工業用:危険物にも対応した防爆仕様で全自動・半自動充填機を取り扱う営業拠点数の最も多い会社(クボタ公式HP参照:https://scale.kubota.co.jp/fillingmachine/)
食品用:食品専門で外部の検査機関への菌検査依頼への対応を明記している会社(大阪屋公式HP参照:https://www.osaka-ya.com/quality/)
卓上用:小型充填機の導入実績5,000台以上を明記している会社(ナオミ公式HP参照:https://www.naomi.co.jp/strength/)