ソーキナカタは充填機やバウムクーヘンオーブンなどの食品用機械や銅パイプ加工機を提供している企業。同社では、お客様のニーズに合わせたオリジナル機器の提供も行っています。このページでは、同社の特徴や提供している液体充填機、所在地などの企業情報について調査し、まとめました。
400Wのサーボモーターを採用した、電動ピストン式の充填機です。
こちらの充填機では、充填する量を変えた場合にも自動演算が行われるため、1時間あたりの充填個数が変化しない点が特徴のひとつ。このことから、製造ライン組み立て時の調整が楽にできるようになります。また、充填量はピストン径と比重を入力することにより、g単位で設定を行うことが可能です。
さらに電動ピストンをサーボ制御することによって液だれを防止。充填後にノズルに残った生地を再び吸い戻すことができ、安定した充填が行えます。
計量方式 | 記載なし |
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充填容器 | 記載なし |
充填温度 | 記載なし |
本体サイズ | 幅379mm×高さ710mm×奥行き832mm |
用途 |
アイスクリーム・シャーベット・シューパフ・ブッセ、餡充填、羊羹、ジャム、 味噌、カレールウ、ソース、チャンジャー、塩辛、すり身、生/カスタードクリーム、 ハチミツ、黒蜜 |
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10ccから420ccまでの充填が可能なエアーピストン式の充填機です。強力なエアーシリンダを採用しており、固形分が混在していたとしても安定充填を可能にしている点が特徴となっています。また、エアー圧力によって加減を調整できることから、充填する生地を痛めない点も特徴のひとつといえるでしょう。
さらに、ノズルの先端に残った生地をピアノ線で切り落とすワイヤーカット装置を搭載することによって、充填量のばらつきと液だれを防止します。
計量方式 | 記載なし |
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充填容器 | 記載なし |
充填温度 | 記載なし |
本体サイズ | 幅340mm×高さ245mm×奥行き664mm |
用途 | アイスクリーム・シャーベット・シューパフ・ブッセ 餡充填、羊羹、ジャム、味噌、カレールウ、ソース、チャンジャー、塩辛 すり身、生/カスタードクリーム、ハチミツ、黒蜜 |
ソーキナカタの公式ホームページには、導入後のサポートやアフターフォローに関する情報は記載されていませんでした。
充填機・バウムクーヘンオーブンなどの食品機械で知られる企業
ソーキナカタは、「省力化・合理化を目指した専用機」の設計や製作を主に手がけてきた企業です。充填機・バウムクーヘンオーブンなどの食品機械や銅パイプ加工機の製作、生産設備のメンテナンスを行っているほか、第二工場におけるバウムクーヘンなどの焼き菓子販売を事業内容としています。
同社はお客さまの「こんな機械が欲しい」「この作業を自動化したい」といったアイディアを実現するため、機械設計や電気設計から部品の製作・組み立て、電装、調整、据付までを一貫して対応。世界でひとつだけのオリジナル機械を提供します。
冷菓類の製造に特化した充填設備で、低温環境下での安定した作業と美しい仕上がりを両立。業務用アイスクリーム製造ラインの自動化を支援します。
本システムは、最大-15℃の低温を維持したまま、アイスやジェラートなどの冷菓を効率的に充填することが可能です。製品の品質劣化を防ぎ、なめらかな食感を保ったまま容器に詰めることができます。高い衛生性と安定した温度制御により、量産体制にも対応可能な設備です。
充填直後のアイスは表面が乱れやすいですが、本機にはカップを振動させて自動的に形を整える機構が搭載されています。見た目の美しさを確保しながら、作業者による手直し工程を省略できるため、作業効率の向上にも大きく貢献します。
用途に応じて「ピストン式」と「ロータリー式」から選択できる構造となっており、製品の粘度や粒子の有無、処理量に合わせた充填が可能です。柔軟な仕様対応が可能なため、新商品の試作から既存ラインへの組み込みまで幅広く活用されています。
冷却または加温が可能な温調機器で、食品の最終仕上げ前工程における温度管理を徹底。卓上型の省スペース設計で、多様な用途に応えます。
「TCT-1」は常温から-15℃までの冷却が可能。「TCT-2」は常温から+80℃までの加温に対応。冷製スイーツの冷却や、ゼリー・羊羹の温度保持などに活用できます。製品に応じて選べる温調タイプが用意されており、製造現場の幅広いニーズに応えます。
卓上型設計のため、既存ラインへの組み込みや単独使用が容易です。限られたスペースでも導入しやすく、試作や小ロット生産への対応にも適しています。装置の清掃やメンテナンスも簡単に行えるよう配慮された構造となっており、現場での扱いやすさが際立ちます。
冷却・加温どちらのバリエーションも、食品製造のさまざまな場面で活躍しています。例えば、冷却ではジェラートやアイスの冷却保持に、加温ではプリンや液状菓子の温度管理に効果があります。柔軟な温度設定と安定性により、品質の維持と作業効率の向上を両立できる点が特徴です。
簡単操作で容器の蓋を密封できる手動打栓装置。電源不要かつ高い適応性により、小ロット生産や試作に適した装置です。
手動操作で簡単に使用できる本機は、特別な技術を必要とせず、直感的に扱えるのが特徴です。少人数での運用が可能で、人件費削減にもつながります。導入後すぐに現場にフィットする高い操作性は、小規模製造や試作品開発の場面で活躍します。
カップや容器の直径、高さ、蓋形状に応じて個別設計が可能です。標準仕様に加えてカスタムにも柔軟に対応しており、各社独自の容器にもスムーズにフィットします。容器変更が多い現場でも、継続的に使用できる高い汎用性が特徴です。。
大規模ラインではなく、手作業を中心とした小規模または試験的生産を行う現場に適しています。電源不要のため、設置場所を選ばずに使用でき、持ち運びも容易。コストパフォーマンスに優れた機器として、導入のハードルも低く抑えられています。
加熱と冷却を連動制御できる調理装置で、カスタードやジャム、クリームなどの高精度な温度管理が必要な製品に対応。プログラム操作で簡単です。
調理から冷却まで一貫して自動で行える装置で、製品ごとに異なる温度制御ニーズに応える高機能設計です。生キャラメルやカスタード、ジャムなど、繊細な火加減が必要な商品でも安定した製造が可能。作業者のスキルに依存せず、均一な品質を実現します。
複雑な操作が不要で、あらかじめ設定されたプログラムを選ぶだけで調理がスタート。あらかじめ設定された運転パターンにより、品質のばらつきを抑えやすく、再現性の高い調理が行えます。操作パネルは視認性が高く、現場作業者の負担軽減にも貢献しています。
本機はクリームやソース、フィリングなどさまざまな液状・半液状製品の製造に対応でき、季節商品や限定商品の開発にも適しています。1台で複数の製品に対応できるため、設備投資を抑えながら製品ラインナップの拡充が可能です。
バウムクーヘン製造における前後工程の手間を軽減する補助機器群。供給・焼成・整形・仕上げの各ステージで品質と効率をサポートします。
焼成工程の前段である生地供給を自動化することで、作業者の手間を大幅に削減します。常に一定量の生地を安定供給できるため、焼成ムラが抑えられ、製品品質の均一化が可能に。オーブンとの連動もスムーズで、トータルの製造効率を向上させます。
焼成中のバウムクーヘンを効率良く取り扱える各種ラックを取り揃えています。回転ラックは加熱の均一性を高め、固定ラックは一時的な冷却や搬送工程に活用されます。用途ごとの使い分けが可能で、作業工程の合理化を支えます。
仕上げ工程において、バウムクーヘンの等分カットやラッピング準備を効率的に行えるサポート装置です。高精度なカットガイドにより、美しい断面と均一なサイズを確保でき、商品価値の向上に貢献します。作業者の手作業による誤差も低減できます。
【用途別】
おすすめの液体充填機
メーカー3選
詳しくはこちら
※各社公式HPの2021年9月時点での記載情報をもとに用途別に下記基準にて選定
工業用:危険物にも対応した防爆仕様で全自動・半自動充填機を取り扱う営業拠点数の最も多い会社(クボタ公式HP参照:https://scale.kubota.co.jp/fillingmachine/)
食品用:食品専門で外部の検査機関への菌検査依頼への対応を明記している会社(大阪屋公式HP参照:https://www.osaka-ya.com/quality/)
卓上用:小型充填機の導入実績5,000台以上を明記している会社(ナオミ公式HP参照:https://www.naomi.co.jp/strength/)